Apple TV+_セヴェランス Sverance_ベン・スティラー監督
https://www.youtube.com/watch?v=xEQP4VVuyrY
効率化を図るため、仕事時の記憶とプライベートの記憶を分けるというプログラムを導入した企業Lumon Industriesを舞台に描かれる。
2022年に快進撃を続けるApple tv+の作品群のなかでもimdbその他での評価が明らかに高い
邦題もやる気が無いし(まあ、切断といえば切断ではあるんだが・・)、日本での宣伝もほぼされていない状況が感じられる
また、このドラマの「設定(仕事時の記憶とプライベートの記憶を分けるというプログラムを導入)」を聞いて、経営コンサルタント、人事コンサルタントとして見ておいた方が良いのかなと思った
面白いドラマが多すぎて苦しい日常だが、パチンコ、窓際のスパイS1を完走したのでこちらに突撃
Ep.1:このドラマのおはなしの設定説明のエピソードということは分かるが、単調でスローだ。
Ep.2:相変わらず、妙な間と緊張感が続く。展開は早くない。海外サイトではweirdとの評が連発されている。確かに
Ep.3: 話が展開しないわけではないのだが、55分のエピソードにしてはだるい。ただ、映像表現や演出表現には味わい深いところある
Ep.4:話進み遅い・・ただ、現代の大企業での仕事をカリカチュアしてる部分は妙に面白い。自分も、会社にいるときは、プライベートのことをアウティと思っていないわけではない。。
変な緊張感が漂い、謎感が強いので見ていて疲れる・・
Ep.5&6:相変わらずの展開だが、imdbのスコアを信じてこの先に期待
Ep.7:盛り上がってまいりました。しかし、集中して見ないとこの盛り上がりについていけない気もする
Ep.8:これは面白い というか、ここからはまってep1からもう一度ガン見したい気分になる
Ep.9:このエピソードは、多くの人が言う通り、最高。海外ドラマ史に残るレベルと言える
全体に、弓矢をぎりぎりと静かにーぐっーっと引いていって最後の3話に放った感じ。
音楽最高。オープニングシークエンスも最高。
会社から帰宅するとき、Spotifyでセベランスの音楽を聞くの最高。
会社と家庭の人格の分離手術
アウティーとインニーは互いに少しぼんやりと共鳴し合う(本当は再統合されたい?)
働いているが、仕事は細分化・分断化されており自分が何をしているかの意味が分からない。他部署のことも分からない
会社は迷宮(廊下)
会社の創業者、CEOは絶対で宗教の域
ルールは多い。ルールを破ったら懲罰
相互監視 監視する係も監視
茶番感満載の表彰イベント
テクロジーは管理のために使われる
職場の仲間は団結する
職場は無機質で殺菌されてる感がすごい。(「システム化」の象徴)このビジュアルが特徴の映画。実際の都市や時代を微妙にぼかしているのも、匿名感・普遍感を醸して秀逸